有利に入る保険の情報>個人賠責保険、知って役立つ使い方

「個人賠償責任保険」の特徴を引き続きここではお話しておきましょう。

この「保険」は、「一家に一件」加入しておけば「家族」で補償が得られます。
つまり、「ご主人」が契約して、保険の主体（被保険者）になっておけば、
その「奥さま」が事故を起こしてもＯＫ。
その「お子さま」も『生計を共にしていれば』ＯＫ。
『生計を共にしていれば』同居の「おじいちゃま・おばあちゃま」もＯＫです。
『生計を共にしていれば』別居していても「未婚のお子さま」ならＯＫです
（例えば下宿中のお子さま）。

ですから、家のなかでみんなが個別に加入するなどという無駄は避けたいものですね。

あとこの「保険」の注意点は、「示談交渉サービス」が付いていないこと。
「自動車保険」は事故ると、保険会社が契約者（被保険者）の代理となって相手方と
「示談交渉」をしてくれるのですが、
この「個人賠」では、被保険者ご自身が保険会社に相談しながら、
相手と示談を進めていく必要があります。

そんなときのコツとすれば、
自身がこういう「保険」にちゃんと入っているということを
しっかりと事故の相手に伝えて、
その保険金を使って「誠心誠意」対応をして行きたいという気持ちを伝える
･･･ということだと思います。

事故の相手に「誠意」が伝わらないと、
「不安」から「恐れ」、
「恐れ」から「憎悪」、
「憎悪」から「怒り」へと、
大きなトラブルに発展しかねませんから。

ちなみに、万一相手から「裁判に訴えてやる!」ということになっても、
この「保険」では、ちゃんと
「訴訟費用」「弁護士費用」も支払われることになっています。



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